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小林よしのり
2014.6.6 06:06日々の出来事

担当編集者の活躍


小学館の人事異動が徹底している。

SAPIOは売れ行きを伸ばしてすごくうまくいってるのに、

全員入れ替わってしまうらしい。

自称保守の単細胞雑誌が、安倍政権バンザイ、嫌韓・嫌中

バッシング記事でやってる中、その路線からは一定の距離を

保ちつつ、ナショナリズムを操って、売り上げを伸ばした
三井編集長は
「週刊ポスト」の編集長になるという。

 

わしの担当の中澤氏は「女性セブン」に行くことになった

ので相談に来た。

皇統問題のことは頼んでおいた。

 

わしの新担当には、酒井氏が復帰する。

酒井君はポストの時も度々電話してきてたから、

安心して任せられる。

 

わしの担当編集者は出世する者が多くて、「東大一直線」の

担当だった堀内氏は、集英社の社長になってしまった。

 

「おぼっちゃまくん」の担当だった久保氏はその後、

「ポケモン」をヒットさせて、名編集者・プロデューサー

として、出世街道まっしぐらだ。

 

幻冬舎の長年の盟友とも言える志儀氏は、『戦争論』以降も

幻冬舎新書を成功させ、ゆるぎない地位を築いている。

 

SAPIOのときの担当だった寺澤氏も、「スピリッツ」で

何本も連載を立ち上げる活躍をしている。

 

「遅咲きじじい」の担当だった武藤氏は、今は「少年サンデー」

でやってるが、電話して来て、今度会うことになっている。

 

担当編集者が活躍するのが嬉しくなるのは、やっぱりわしが

年とったからだろうか?

小林よしのり

昭和28年福岡生まれ。漫画家。大学在学中にギャグ漫画『東大一直線』でデビュー。以降、『東大快進撃』『おぼっちゃまくん』などの代表作を発表。平成4年、世界初の思想漫画『ゴーマニズム宣言』を連載開始。『ゴーマニズム宣言』のスペシャル版として『差別論』『戦争論』『台湾論』『沖縄論』『天皇論』などを発表し論争を巻き起こす。
近刊に、『卑怯者の島』『民主主義という病い』『明治日本を作った男たち』『新・堕落論』など。
新しい試みとしてニコニコ動画にて、ブロマガ『小林よしのりライジング』を週1回配信している。
また平成29年から「FLASH」(光文社)にて新連載『よしりん辻説法』、平成30年からは再び「SPA!」(扶桑社)にて『ゴーマニズム宣言』、「小説幻冬」(幻冬舎)にて『おぼっちゃまくん』を連載開始し話題となっている。

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